本日は、熱帯性の蓮「マムカラ」について少し詳しくご紹介いたします!
(平成24年8月29日撮影)
この熱帯性の蓮であるマムカラは、花はす公園では2012年に初めて冬を越すことが出来ました。
昨年までは、温室設備の整った大阪の「咲くやこの花館」(http://www.sakuyakonohana.com/)より、毎年苗を頂いて移植し栽培していました。
(平成24年8月29日撮影)
オーストラリアの現地では、開花期間が8ヶ月間(他の品種は約2ヶ月間)と羨ましくなる程長く、一年を通じてほぼ休みなく生育を続けています。
マムカラは、生存が脅かされる様な気温が低下することの無い、一年を通じて温かい環境で生育していたので、蓮根は形成することはありません。
そのため、日本では小さな鉢植え以外では越冬は出来ないでいました。
露地栽培により生育するマムカラの様子は、ここ、花はす公園の他ではオーストラリア北部のマムカラ湿原でしか見ることが出来ません。
(←花はす公園では、こんな珍しい形のマムカラも見れます)
今回、日本では露地栽培にも関わらず越冬できたことは、蓮研究者の方々より大きく注目をされています。

来年も越冬できますように・・・。