明治34年に建て替えられた右近家には、めずらしい資料や貴重な建築様式が残されています。
家屋には日本のけやき、アメリカの松、ざくろの柱などが使われ、
庭の腰板には実際の船に使われていた船板が用いられています。
かつて右近家は、石垣の門のすぐ前は波打ち際で小さな浜がありました。
小舟が着くことが出来たので、この浜から荷物などの陸揚げをしたようです。
男子のいなかった中村家に右近家9代目の次男が養子に入ることで親戚関係になり、大きく栄えた両家。
幕府の役人が泊まる上使宿だった中村家は、門から庭を通り薬医門をくぐって
玄関まで一直線で入れる武家屋敷の造りになっています。
中村家は、平成27年7月8日付けで国の重要文化財(建造物)に指定されました。
(※外観のみ見学可。内部は年に数回不定期のみ特別公開)
ひときわ高い場所にある西洋館は昭和10年に建てられました。
大不況のときお助け普請(村人の働き口)として2年間かけて作られた
右近家の別荘です。105段の階段を登ると、天気がいい日は丹後半島まで見渡せますよ。
○1週間前までに電話又はFAX(申込書をダウンロード)にてお申し込み下さい。
○案内時間は9時から16時までのとします。(水曜日は休み)
○ガイド料金は当日、右近家受付にてお支払願います。
○案内する時間はご相談に応じます。
○時間の目安
右近邸 | 約40分 |
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西洋館 | 約30分 |
河野北前船主通り | 約30分 |
○ガイド料(平成28年1月4日より実施)
ガイド1名に付き交通費をいただきます。
案内する人数 | ガイド料 |
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1人~24名 | 1,000円(案内人1人で対応) |
25名以上 | 2,000円(案内人2人で対応) |
※団体客のお客様へ
バスの台数によっては対応する案内人の数が変わりますので事前にご相談ください。
北前船主の館右近家
【電話】0778-48-2196 【FAX】0778-48-2195